こんにちは!
夏本番の季節になり、暑い日が続いていますが体調は崩されていないですか?
さて、以前の話にはなりますが、6/18に歯科衛生士による合同症例発表会が行われました。
合同症例発表会とは、歯科衛生士が普段の診療において感じていること、疑問に思っていること等を、先生や多くの歯科関係者に問いかけながら、自身のスキルを見直すきっかけになる場にすることを目的に、4年前から当院歯科衛生士の日野先生が主催しているものです。
今年も多くの参加者が集まり、当院からは衛生士の川口が参加し、数ヶ月前から準備していた症例を発表しました。
テーマは『患者さんに響くTBIをするために』
TBIとは『T:トウース B:ブラッシング I:インストラクション』の略であり歯みがき指導のことを指します。
歯の治療、特に歯周病治療に関して、歯みがきはとても大切な過程であり、治療はブラッシングが左右するとも言われています。
しかし、歯磨きを毎日していても正しく磨けているとは限りません。歯ブラシの当て方、角度、力加減・・・
そこで、プロのブラッシング指導を受けて正しく磨く腕を身につけ、自宅で日々のケア力を上げていく必要があります。
彼女はその指導を行うことに日々尽力しているからこそ、もっと患者さんの為に出来ることはないか、どう伝えれば歯磨きの重要性を理解してもらえるか、常に考えながら取り組んでいました。
そして出来上がったプレゼン内容は、自ら熟考し、時には先生や先輩衛生士にアドバイスをもらい、そして導き出した答えによって患者さんの反応がどう変わっていき、結果、どのように前向きで正しいTBIを行えるようになっていったかが本当にわかりやすく情熱的に纏められた症例発表だったのです!
(こんなに真剣に向き合ってくれるなんて患者さんが本当に羨ましいと思いました笑)
患者さんには一人一人違ったライフスタイルがあります。食生活も違います。もちろん歯みがきに対する知識も技術も違います。
だからこそ、その患者さんに合わせたTBIの提案が必要になってきます。
前回のブログでもお伝えしましたが、一人一人にあった歯ブラシで正しく磨くことでお口の中は劇的に改善されます。
モチベーションを持って毎日の歯ブラシを行い、正しいブラッシング方法を身につける為にも、定期的な検診・メンテナンスを受けましょう。