皆様こんにちは☀️
当院院長が、7/10(日)愛知県歯科医師会館にて行われた、日本睡眠歯科学会共催の臨床睡眠歯科医養成研修会を受講し、全課程を修了しました。
この研修会は睡眠時無呼吸と歯科からのアプローチについて専門医が講義するものでした。
皆さんは睡眠時無呼吸という言葉を聞いたことはありますか?また、歯科でも治療できるケースがあることをご存知でしたか?👀
今回は睡眠時無呼吸についてわかりやすく説明していきます✨
睡眠時無呼吸には2つの種類があり、ひとつは上気道に空気が通るスペースがなくなり無呼吸になってしまうタイプ。特に肥満気味の体型の方に見られることが多く、睡眠時無呼吸の患者の約9割がこのタイプと言われています。
もうひとつは、脳から呼吸指令が出なくなり無呼吸になってしまうタイプで、このタイプの方はごくわずかです。
睡眠時無呼吸によって、夜の睡眠時に呼吸がきちんと行われないと、質の良い睡眠が取れないため、日中の強い眠気や集中力の低下などを引き起こし、治療せずに放置すると最悪の場合、死に至ることもあります。
日本国内の睡眠時無呼吸の潜在患者数は、約900万人と推定されていますが、その中でも治療を受けている患者数はたったの1割程度です。
睡眠時無呼吸の患者は、家族にいびきがひどいと言われた、睡眠時に呼吸がないことを家族に心配されたなど
家族からの指摘を受け医療機関を受診するケースが多く、本人は自覚症状がないことがほとんどです。
治療の方法は大きく分けて2つあり、ひとつはCPAP療法
というものです
機械からホースを介し、空気を気道に送り、常に圧力をかけることで気道が塞がりにくくするものです。
もうひとつは、歯科で専用のマウスピースを作製し、睡眠時に患者さんが装着する方法です。費用面や装着時の不快感や治療を継続しやすいのがこの専用マウスピースを使った治療方法です。
症状が軽度の場合は、医科の専門医の診断結果をもとに専用のマウスピースで治療することが可能ですので、気になる方はお気軽にご相談くださいね 😛
担当スタッフ:N