お知らせ

2026.06.26

「いびき」、それ「睡眠時無呼吸症候群」かもしれません

「家族からいびきが大きいと言われる」「寝ても疲れが取れない」「日中に強い眠気がある」――そんな症状はありませんか?

いびきは単なる睡眠中の音と思われがちですが、実は睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)のサインであることがあります。

●睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。

特に多いのが閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA:Obstructive Sleep Apnea)です。

●閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)とは?

睡眠中に舌や軟口蓋(のどの奥の柔らかい部分)が気道を塞いでしまい、呼吸が止まったり弱くなったりする状態です。

●主な症状として、

• 大きないびき

• 睡眠中の呼吸停止

• 夜中に何度も目が覚める

• 起床時の頭痛

• 熟睡感がない

• 日中の強い眠気や集中力の低下

などがあります。

放置すると、高血圧や心疾患、脳血管疾患などのリスクが高まることも知られています。

●睡眠時無呼吸症候群の治療法

睡眠時無呼吸症候群の治療には、

• CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)

• 生活習慣の改善

• 口腔内装置(マウスピース)

などがあります。

その中でも、軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方には、マウスピース治療が適応となる場合があります。

●当院では保険適用のマウスピース製作が可能です

当院では、睡眠時無呼吸症候群に対する可動式上下分離型マウスピースを健康保険適用で製作しています。

この装置は下あごを前方に誘導することで気道を広げ、睡眠中の無呼吸やいびきの改善を目指します。

●保険適用となる条件

睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療は、健康保険制度上、

1.医科(睡眠外来・耳鼻咽喉科・呼吸器内科など)を受診

2.睡眠検査を受ける

3.睡眠時無呼吸症候群と診断される

4.医科からの紹介状を持参

という流れが必要です。

紹介状をご持参いただければ、当院でお口の状態を検査し、保険診療にてマウスピース製作を進めることができます。

●マウスピース製作の流れ

① 医科で検査・診断(まずは睡眠外来などで睡眠検査を受けていただきます。)

② 紹介状を持って当院へ(医科からの紹介状をご持参ください。)

③ 口腔内検査(歯や歯ぐき、顎関節の状態を確認します。)

④ 上下の型取り(マウスピース製作のため、上下の歯型を採得します。)

当院ではiOS(口腔内スキャナー)によるデジタル印象にも対応しております。嘔吐反射がある方や従来の型取りが苦手な方もご相談ください。

⑤ 装着・調整(完成したマウスピースを装着し、適切な位置へ調整を行います。)

●睡眠の質の向上を目指して

睡眠時無呼吸症候群を適切に治療することで、

• いびきの軽減

• 睡眠の質の向上

• 日中の眠気の改善

• 集中力や作業効率の向上

などが期待できます。

「いびきが気になる」「家族に呼吸が止まっていると言われた」という方は、一度医科での検査をご検討ください。

当院では、医科との連携のもと、保険適用による睡眠時無呼吸症候群用マウスピースの製作を行っています。

以前は上下固定式の装置を制作していましたが、顎に負担の少ない下顎が動かせるタイプの装置を制作出来るようになりました。

お気軽にご相談ください。

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